特徴的な海岸は、海岸の写真からも確認することができます。「すべてのレイヤー」から、「航空写真等」→「海岸写真」を選択して、身近な海岸の様子を確認してみよう。
たとえば、宮崎県にある通称・鬼の洗濯板は「青島の隆起海床と奇形波蝕痕」として日本の「天然記念物」に指定されています。
海岸だけでなく、海の底は様々なもので作られています。どのようなものでできているのか見てみましょう。「すべてのレイヤー」から「地形・地質」→「底質」を選択すると、貝殻、さんご、溶岩、礫、石・岩、砂、泥・粘土を選択できます。身近な海の底質にはどんなものがあるのか調べてみよう。
※重ねすぎると分かりにくくなってしまうので、色々な組み合わせをしながら確認してみよう。
三陸のリアス式海岸は、沈降して、山と山の間に海水が流入してできたもので、海岸線はギザギザしていますが、千葉の九十九里海岸などは、かつては海の中にあり、その時に海水の作用で削られたものが隆起して海岸となったものでなだらかな形をしています。
海しるの右側の背景図の選択から「白地図」を選択すると三陸リアス式海岸のギザギザがよくわかります。