1.地震(じしん)はなぜ起きるのでしょう?
海しるの操作方法

大きな 地震(じしん)は、なぜ起きるのでしょう。

プレートテクトニクス理論によれば、日本列島付近では、太平洋プレート、フィリピン海プレート、ユーラシアプレート(およ)び北米プレートの4枚のプレートが接しており、その境界が日本海溝(かいこう)、南海トラフなどとなっています。太平洋プレートとフィリピン海プレートは毎年数㎝の速さで西に動き日本列島の下に(もぐ)()んでいます。これにより大陸プレートの(はし)が引きずり()まれ、(ひず)みのエネルギーがだんだん蓄積(ちくせき)されていきます。この(ひず)みが限界に達し、もとに(もど)ろうとすると破壊(はかい)が起こり巨大(きょだい)なエネルギーが放出されます。これが、日本の太平洋沿岸で発生する巨大地震(きょだいじしん)(海洋型地震(じしん))です。( 内閣府防災情報のページ より引用)

(出典:海上保安レポート2007)

巨大地震(きょだいじしん)が発生する海底はどのような地形、地質になっているのか、海しるで確認(かくにん)してみましょう。

「背景図」から「海底地形図」を選択(せんたく)してみましょう。
水色は浅いところ、青色が()いほど深いところを表します。
水深があまり変わらない平らな海底、と水深が急に変わる(がけ)のようになっている海底がどこにあるのか調べてみましょう。
次に海底の地質を調べてみましょう。
背景図で海底地形図(グレースケール)を選択(せんたく)して、「すべてのレイヤー」から、「地形・地質」→「底質」→「海底地質図」を選択(せんたく)すると海底の地質と地形の関係をみることができます。
どこがどんな地質でできているのか調べてみましょう。
海しるアイコンをクリックして地図で見てみよう!
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2.地震(じしん)の強さを調べよう

実際にどんな地震(じしん)が起きているんだろう?海しるで、最近起こった地震(じしん)の強さを調べてみましょう。

赤いところは地震(じしん)のゆれが大きかったところ、青いところはゆれが小さかったところを表します。
海しるアイコンをクリックして地図で見てみよう!
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用語 解説
強震動情報 強い()れを記録するための地震計(じしんけい)が設置されている場所の、地震(じしん)()れの強さをあらわす。

3.津波(つなみ)の強さを調べよう

海で地震(じしん)が起きるとどれぐらいの大きさの津波(つなみ)が起きるのでしょうか。南海トラフで巨大地震(きょだいじしん)が起こったとした場合の、津波(つなみ)の予測結果を見てみましょう。

三角のボタンをクリックして、アニメーションを再生してみよう。
海しるアイコンをクリックして地図で見てみよう!
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